今回は脊柱管狭窄症についてお伝えしていきます。
中高年になるにつれ、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)による坐骨神経痛が多くなってきます。
脊柱管というのは、背骨(脊椎)のなかにある神経の通り道のことです。
加齢にともなって脊椎にある椎間板や椎間関節、じん帯などが老化し、変形してきます。
その結果、脊柱管が圧迫されて神経を刺激すると、痛みやしびれを感じるようになります。
テレビ司会者のみのもんたさんがこの病気になり、一時話題になりましたが、けっして特殊な病気ではありません。
中高年には一般的なもので、だれにでも起こる可能性があります。
ただし専門医(形成外科など)でないと正確な診断がつきにくい面もあるので、症状がなかなか治まらない場合には
専門病院で検査を受けることが大切です。
あくまで検査は一つの判断材料です!
そしてセカンドオピニオンも視野に置いたうえでいろいろ判断をされるとより良い結果を得られやすくなります。
脊柱管狭窄症の場合、お尻や太ももの痛みなどのほかに、間歇(かんけつ)歩行になりやすいという特徴があります。
500メートル歩くと痛みやしびれが出てきて休む。また休んだら楽になりまた歩くとしんどくなる。
そのくり返しが間歇歩行です。
また、人によっては、下肢に力が入らず、つまずきやすい、階段を上りにくいといった症状や、尿が出にくい、残尿感があるなどの排尿障害が起こることもあります。
坐骨神経痛に加えて、間歇歩行などの症状がみられる場合には、脊柱管狭窄症を疑って早めに受診してください。
整体院でもカウンセリングや検査をしている中で傾向を診て病院が必要な場合はすぐに受診をしてもらっています。
不安な方は一度ご相談ください。